テレビ局「ロシア1」のインタビューで同氏は、「英国ではじめて発見された『アルファ株』に注目した場合、『デルタ株』の感染力は50%高くなる」と指摘した。
同氏によれば、WHOは「ラムダ株」はさらに感染力が強いかについて研究を行っているという。
同氏は、「もっとも重要なことは今ウイルスの感染を止めること。それは、人から人へウイルスが感染する度にウイルスが変異し、新しい菌株を発生させるからだ」と強調した。
この日、上海のウイルス学者グループの責任者である張文宏教授は、コロナウイルス感染症の新しい株「デルタ」は、今日もっとも蔓延しているウイルスの1つであり、急速な感染とより高いウイルス量を特徴とするが、これに対するワクチン接種は効果的と語った。同教授によれば、インド株は徐々に世界で広がったという。
新型コロナウイルスのインド変異株「デルタ」は3月にマハーラーシュトラ州で発見された。
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