ラッシュさんは、8月下旬に行われる英ワイト島周辺を24時間泳ぎ続けるレースに向けた準備をしており、夜間水泳のトレーニングに初めて出かけた。岸から73メートルの沖合で、ラッシュさんは足に何かがぶつかってきたのを感じた。ボートに乗っていた同伴者が懐中電灯で海面を照らすと、そこには数十匹のサメがいた。
ラッシュさんたちは15分間サメに囲まれた。ラッシュさんはサメに噛まれたという。しかしラッシュさんは動揺することなく、携帯電話でサメの写真を撮る余裕もあった。
ラッシュさんは「これが何なのか分かったとき、私はただそれを楽しみました。自然に行動しているこれほどたくさんの野生のサメを見るのは幻想的でした。自分に特別な特権が与えられているように感じました。サメたちは私の浮袋の点滅する光に引き寄せられたのではないかと思います」と語った。
ラッシュさんは15分後、そこから泳いで離れ、トレーニングを続けたが、サメには「歯がなかった」ため、噛まれても害はなかったという。
ラッシュさんたちによると、サメは約50匹いたという。ラッシュさんは、このサメは英国の海ではよく見られると語っている。体長が1.5メートルまで成長するものもいるという。
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