都内では13日、新型コロナウイルスの新たな感染者数と重症者数がそれぞれ過去最多を記録した。
これについて小池知事は「今まさに最大級、災害級の危機を迎えている。このままいけば、人工呼吸や酸素吸入が必要な人たちが、命を救うための十分な医療が受けられなくなる可能性がある。他の疾病の方々にもしわ寄せが行く」と述べ、強い危機感を募らせた。
また、「私たちの意思で人流は抑えられる。いま抑えないと助かる命も助からなくなる」と述べ、感染抑制策として、人流の5割削減を目指す考えを示したほか、感染対策の徹底を呼びかけた。
さらに「今しないとだめなのか、不要不急ではないのか、感染拡大が収まってから延期することができないのか、そのようなことを訴えている」としたうえで「旅行・帰省の計画を立てている人は、この場でも延期・中止など、もう一度改めて考えてほしい。『考えてください』でなく、今年も申し訳ないが、諦めていただきたい」と訴えた。