九州北部を中心に、停滞する前線の影響で線状降水帯が流れ込み記録的な大雨となっている。佐賀県、長崎県、福岡県、広島県で、大雨の警戒レベルで最も高いレベル5の「緊急安全確保」が発令された。
過去3日間の降水量は、多いところで平年の8月1か月分の3倍を超える記録的な大雨となっている。
大雨はこのあとも長時間続く見通しです。
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) August 14, 2021
まだ被害が起きていない地域のみなさんも、ここであらためて大雨被害のおそろしさ、注意点を知っていただくために動画にまとめましたので御覧ください pic.twitter.com/fMgQX6Dh5C
13日早朝には、長崎県雲仙市で住宅2棟が土砂に押し流され、50代の女性が巻き込まれて死亡した。女性の夫と娘の行方がわからなくなっていて、警察は、2人が土砂崩れに巻き込まれた可能性が高いとみて、捜索を続けている。
【長崎県雲仙市における土砂崩れに伴う人命救助のための災害派遣について】
— 陸上自衛隊 大村駐屯地 (@campOHMURA) August 13, 2021
令和3年8月13日、長崎県からの要請を受け、
大村駐屯地は、昨日から本日にかけて、活動を実施中です。#雲仙普賢岳 #災害派遣 #自衛隊 pic.twitter.com/DFyqfZATSN
気象庁によると、前線が停滞するため16日にかけて西日本から北日本の広い範囲で非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあるとしている。