ラブロフ氏は、ロシアからは複数の都市が開催地として名乗りを上げると述べた。サンクトペテルブルクとカザンが候補に挙がっているが、この開催地候補は近々大幅に増える可能性がある。オレグ・マティツィン・スポーツ大臣は、2036年に夏季五輪を開催する可能性をロシアのオリンピック選手に約束した。
2036年のオリンピック開催地をめぐるロシアのライバルは、ベルリン(ドイツ)、ロンドン(英国)、イスタンブール(トルコ)、テルアビブ(イスラエル)、アフマダーバード(インド)、ジャカルタ(インドネシア)、モントリオール(カナダ)とグアダラハラ(メキシコ)。
2020年の東京オリンピックは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で厳しい措置が導入された。全ての式典や競技は無観客で行われ、何千人もの観客が集まるスタジアムにいたのは、ジャーナリストと関係者だけだった。次回の夏季五輪は2024年にパリで開催されるが、ロシアのスポーツ選手たちは、フランスのスタジアムが以前のようにファンや観客でいっぱいになることを期待している。