トランプ氏はフォックスニュースの取材に応じた中でこのように発言した。
なぜアフガニスタンの兵士らはタリバンと戦っているのかを聞いた。すると、実に様々な人が恐ろしい情報を私に明かした。彼らは世界で最も高額の給料取りだという。彼らは給料が目当てだったのだ。だから、我々がカネを払うのをやめて撤退するや否や、戦うことを止めたのだ。
また、アフガニスタン軍に供給していた米国の最新兵器は最終的にはロシアと中国の手にわたり、その技術が盗まれると憤りをあらわにした。
数十億ドル、数十億ドルだぞ。最新型ヘリ「ブラックホーク」は今後、ロシアや中国、その他の国々の手にわたり、研究が進むだろう。なぜなら、世界でも最新の技術が使われているからだ。
トランプ氏は米軍がアフガニスタンから撤退する前に軍事兵器を処分しなかったことに憤りをあらわにした。
タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。首都カブールから北東部にあるパンジシール州のみが現時点でタリバンの手に落ちていない。
タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「戦闘停止」を目的に祖国を離れた。
タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。
外国人スタッフや外国使節団に協力していたアフガニスタン人は首都の空港から国外退避を進めている。この空港は、米軍及び北大西洋条約機構(NATO)の部隊が防衛している。
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