マリノフスカヤ医師は、感染の経路には飛沫感染と接触感染の2種類があると指摘する。飛沫感染の場合は、鼻咽頭の粘液ないしは唾液の粒子がヒトからヒトへ伝播してうつる。接触感染はキスなど、感染者の粘液が直接的な接触によって別のヒトへうつる。
この他に直接的ではない接触感染もありうる。これはウイルスの入った粘液が手のひらに落ち、その手で家具、ドアの取っ手、公共交通機関内の持ち手などに触れて感染を広げる場合を指す。
マリノフスカヤ医師は、COVID-19ウイルスが粘膜を通して体内に侵入した場合は、医師には患者を救うために十分な時間があると指摘している。
関連ニュース