記者会見で加藤氏は、日本はタリバンによる新政権を承認するかという質問に対して、「情勢は不透明であり、現時点で見通しを申し上げる状況にはない」と答え、日本は米国や他の国々と連携し、国益を踏まえて適切に対応すると述べた。
これよりも前、日本政府はカブールにある日本大使館を一時閉鎖した。日本人の大使館員は17日にドバイに退避し、今後はトルコのイスタンブールに臨時事務所を設けて業務を継続するという。
8月15日、テロ組織タリバンがカブールの大統領官邸に自分たちの旗を掲げた。大統領官邸のホールでは、タリバンが勝利を祝っている。タリバンはカブールにある全ての政府機関を掌握した。
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