座りっぱなしの生活は、脳卒中の発症リスクを4〜7倍高める

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座りっぱなしで体を動かさない成人は、脳卒中を発症するリスクが高いことがカルガリー大学(カナダ)の研究者らによって明らかになった。この研究論文は、学術誌「Stroke」に掲載されている。

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研究者らは、カナダ地域保険調査から9年間のデータを照会し、脳卒中や心血管疾患、がんなどの既往歴がない健康な40歳以上の14万3000人の健康と生活習慣に関するデータを集めた。

研究者らは、そのデータから読書、パソコン、テレビの前など座りっぱなしで過ごす1日の余暇時間を分析すると、平均で4時間であることが分かった。

また、身体活動の少ない60歳未満の人が、8時間以上座ったままの姿勢で余暇を過ごした場合、4時間未満の人に比べて脳卒中のリスクが4.2倍、4時間未満で運動量の多い人と比べると7倍になることが分かった。

一方で研究者らは、この研究は対象範囲が限られたものであること認めている。この研究では、対象者が座りっぱなしで仕事をしているかどうかが明らかになっていないという。

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