サンゴ礁は半球型をしており、幅10.5メートルで高さは5.3メートルに達する。
サンゴ礁を発見した研究者らは、オーストラリアの先住民「マンバラ」が名付けた名称で「大きなサンゴ」を意味する「ムガ・ダンビ」と名付けた。
研究者らの発表した論文には「ムガ・ダンビ」のようなサンゴ礁は極めて稀で、強いと書かれている。
An exceptionally large coral has been discovered on the Great Barrier Reef – it’s more than 400 years old and nearly two and a half metres wider than any other coral measured on the Reef.https://t.co/ZsMHyCZOOh pic.twitter.com/sEBSuZxsEm
— James Cook Uni (@jcu) August 20, 2021
研究者らはまた、サンゴ礁には「ストレスバンド」といわれる、環境によるストレスを受けた際にできる筋が1877年より定期的に現れていることを発見した。これはサンゴのコロニーがストレスを受ける際にできる。この海域はサンゴ礁が密集していることでよく知られている。石灰また20世紀末から21世紀初めにかけては地球温暖化の影響から、こうしたストレスの筋がより頻繁に現れていることがわかった。