ガザ地区では21日、イスラエル兵とパレスチナ人らの間で衝突が発生した。その結果、イスラエルの警備隊1人が負傷した。これを受けてイスラエル軍は「ハマース」が管理する武器庫、及び弾薬庫に空爆を実施した。また、パレスチナ人による暴動を受け、イスラエル軍は境界付近の警備を強化する意向を表明した。
JUST IN - Israel bombs multiple targets in the #Gaza strip.pic.twitter.com/jFDH9Hfh9c
— Disclose.tv (@disclosetv) August 21, 2021
21日夕方、ガザ地区では抗議活動が開催され、後に暴動へと発展した。
Watch | Thousands of Palestinians demonstrate at the east border of the Gaza Strip against the Israeli siege and to mark the anniversary of the Al-Aqsa Mosque arson, today. pic.twitter.com/wIAU6rj0Yq
— Quds News Network (@QudsNen) August 21, 2021
暴動を起こしたパレスチナ人らはイスラエルとの境界にある壁を突破し、イスラエル軍の兵士らに対し爆弾を投げつけた。これに対し、イスラエル軍側は発砲を行った。
また、イスラエル側によると、パレスチナ人らはイスラエル兵らの武器を奪おうとしたものの、この試みは失敗に終わったという。この暴動では、イスラエル兵1人が重傷を負い、病院に搬送された。
一方、ガザ地区の保健省によると、ガザ地区東部で発生したイスラエル軍との衝突により、民間人41人が負傷した。
ガザ地区では2020年3月以降、新型コロナウイルスのパンデミックにより、イスラエルに対して領土返還を求める抗議活動が中止されてきた。こうした中、21日に抗議活動が再開し、イスラエル軍との衝突に発展した。
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