同社は、「この1年で、この散弾銃に搭載されているコンピューターシステムの設計を大幅に変更し、アンドロイド・ベースのものに変えた。この銃は、取り外し可能な銃床(銃にグリップのみが装着されている状態)でも使用できる設計になっている」と明らかにしている。
カラシニコフ社は昨年開催された武器展示会「アルミヤ2020」で、「MP-155ウルティマ」を初めて発表した。「MP-155ウルティマ」は、古い半自動式散弾銃「MP-155」をベースにした近未来的な銃で、この銃の最大の特徴は、持ち主に「教える」ことができる点。「MP-155ウルティマ」に搭載されたコンピューターシステムには、デジタルディスプレイ、時計、コンパス、ストップウォッチ、残弾インジケーターが備わっている。また同社は以前、この銃に動画撮影機能を搭載できると発表していた。
カラシニコフ社は先日、海上発射型ドローンである「神風ドローン」の開発に着手したと発表した。