ロス=ジョンソン氏は、「この傾向がいつまで続くのかという点について言及することは難しい。5万2000〜5万4000ドル(約570万〜590万円)まで上昇するか、4万2000〜4万5000ドル(約460万〜495万円)まで下落する両方が考えられる」と語っている。
同氏は、米国、欧州連合、中国、英国によるビットコイン市場に対する圧力は今後も続き、これらの国々は独自の仮想通貨を市場に出すことに関心を持っていると述べた。
さらに同氏は、「中国では、中国独自の仮想通貨プロジェクトを実施する際に、ビットコインに対して(マイニング禁止を含めた)最大限の圧力をかけている。この世界的な傾向は、近い将来、ビットコインに関する主な現象となるだろう。非常にポジティブなニュースですら、政府による規制強化の傾向を覆すことはできないだろう」と指摘している。
ビットコインは23日、一時的に5万ドル(約550万円)の大台を超えた。5万ドルを超えるのは、2021年5月中旬以来。