マース独外相は、「アフガニスタンの近隣諸国に入ったアフガン難民を支援する国際的な人道団体に、1億ユーロの緊急支援を行う」と述べている。
ドイツはまたアフガニスタンの近隣諸国と交渉を開始し、ドイツに行く根拠のあるアフガニスタン人が国境を超えてきた場合、現地のドイツ大使館との連絡を図らうようできるように、アフガニスタンの近隣諸国との話し合いを始めたという。
マース外相は「すでにこの件についてはウズベキスタン、パキスタン、タジキスタン、インドの外交筋とは話し合っている」と述べた。
タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。
タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「大量殺戮阻止」を目的に祖国を離れた。
タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。
外国人スタッフや外国使節団に協力していたアフガニスタン人は首都の空港から国外退避を進めている。この空港は、米軍及び北大西洋条約機構(NATO)の部隊が防衛している。
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