国連が表明 タリバンによる市民の死刑、少年兵の勧誘

© AP Photo / Reza Shirmohammadiアフガニスタン
アフガニスタン - Sputnik 日本, 1920, 26.08.2021
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ドイツの放送局「ドイチェ・ヴェレ」によれば、国連の人権高等弁務官ミシェル・バチェレ氏は、彼女の機関が、「タリバン」(ロシアでは禁止)の暴徒による基本的人権に対する深刻な侵害で信頼できる報告を受けとったと発表した。

バチェレ氏は国連人権理事会の特別セッションの中で、「アフガニスタンの国家治安部隊の元メンバーと一般市民の超法規的な処刑や、移動の自由と学校に通う権利を含めた女性の権利の制限が伝えられている。少年兵の勧誘が行われており、平和的な抗議行動が弾圧されている」と表明した。

タリバンの報道官 日本と良好な関係を求める
同高等弁務官は、この間に「タリバン」の代表が、女性や民族的・宗教的少数者の権利を尊重する責務を負うと約束した点に特別な注意を向けた。報道によれば、同氏はタリバンにこの約束を実行するよう呼びかけたという。

放送局「ドイチェ・ヴェレ」は、2021年8月にアフガニスタンの権力を奪取した「タリバン」の戦闘員が、彼らの統治は1990年代よりも柔軟であると公言したことを指摘する。特に彼らは、大学まで教育を受ける権利や働く権利をアフガニスタンの女性から奪うことはないと約束した。

 

以前、通信社「スプートニク」は、「タリバン」の武装暴徒に占拠された故郷から多くのアフガニスタン市民が退避を行っているという問題を報じている。

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