ブリンケン国務長官は記者団に対して次のように発言した。
このような相互協力の根本的性格、および我々の関係性の性格は完全に「タリバン」の行為にかかっている。つまり、新政府がアフガニスタン国民の基本的人権を尊重し、我々と我々の同盟国に対するテロ攻撃の前線基地をアフガニスタンに置かないという義務を順守するかどうかにかかっている。
国務長官によると、現時点で米国はアフガニスタンからの国外退避を希望するあらゆる人の要望をタリバンが許可することを求めている。この条件を守らない場合、アフガニスタンは国際社会にとって「不可触民」に変わると国務長官は警告した。
ブリンケン国務長官によると、アフガニスタンには8月25日時点で約1000人の米国市民が国外退避の便を待ち望んでいるという。米軍は8月31日に撤退を完了するものの、市民の国外退避は米軍の撤退後も継続されると約束した。仮にタリバンが国外退避を妨害する場合、米国にはタリバンに影響を行使する上での手段が十分にあると警告した。
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