欧州委員会は27日、「欧州では新型コロナのデジタル証明書が3億5000枚以上発行された。この証明書は、その人物がワクチンを接種した、あるいは新型コロナ感染から回復したか、検査で陰性と判定されたことを証明するためのものだ」とツイッターで明らかにした。
またEUは、9カ国のEU非加盟国が発行した証明書も認めている。この9カ国とは、トルコ、ウクライナ、スイス、ノルウェー、アイスランド、北マケドニア、サンマリノ、バチカン市国、リヒテンシュタイン。これらの国の証明書は、EUのデジタル証明書をモデルに作成されている。
More than 350 million EU Covid Certificates have already been issued.
— European Commission 🇪🇺 (@EU_Commission) August 27, 2021
An #EUCovidCertificate is a proof that a person has either been: vaccinated | tested negative | recovered from COVID-19.
9 non-EU countries are also connected to the EU system. More: https://t.co/uxamA2KUir pic.twitter.com/Z6BL7Ed0nX
しかし、EUはこれらの国が発行した証明書を認めているものの、この9カ国で使用されている全てのワクチンを承認しているわけではない。健康上に関する追加制限なしにEUに入国するためには、これらの国の新型コロナ証明書の保有者は、EUで認められているワクチン(ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アストラゼネカ)を接種する必要がある。
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