タリバンは、住民が武器の引き渡しを拒否した場合、行動を起こすと脅している。
タリバンのザビウラ・ムジャヒド報道担当官は、ツイッターに「カブールでは、車両、武器、弾薬を持っているすべての市民は、これらを1週間以内にアフガニスタン・イスラム首長国(タリバンの自称)の当該部門に引き渡す必要があると警告されている」と記した。
タリバンは以前にも、アフガニスタンの民間人が武器と弾薬を新政権に引き渡す必要があると表明していた。
タリバンは政府軍への攻勢を強め、アフガニスタン情勢は直近の数週間で急激に悪化した。首都カブールから北東部にあるパンジシール州のみが現時点でタリバンの手に落ちていない。
タリバンは首都に侵攻し、大統領府を制圧した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領は「大量殺戮阻止」を目的に祖国を離れた。
タリバンの指導者は8月16日に戦争終結を宣言し、国家統治に関する形態を近く公表するとした。現時点でアフガニスタンでは全ての国境がタリバンの管理下に入っている。
外国人スタッフや外国使節団に協力していたアフガニスタン人は首都の空港から国外退避を進めている。この空港は、米軍及び北大西洋条約機構(NATO)の部隊が防衛している。
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