自衛隊は27日夜、日本人1人を輸送機でアフガニスタンから隣国パキスタンへ退避させた。
これに加え、26日にもアフガニスタン人、十数人をパキスタンへ輸送していたことが関係者への取材で明らかになった。
一方、アフガニスタン国内には大使館や国際機関で働く現地スタッフなど、退避を希望しながら、出国できなかった人が現在も多数残されており、政府は、当面パキスタンに自衛隊機を待機させるなど、安全確保や出国を支援していきたいとしている。
在アフガニスタン日本国大使館は15日をもって一時閉鎖し、大使館職員は17日にアラブ首長国連邦のドバイに退避した。