学者グループは今年7月、遠征のため、地球最北の陸地と考えられていたオーダーク島の地域に向かった。オーダーク島は1978年に発見されたが、その後数年で姿を消した。今夏の遠征で学者グループは陸地に到着し、当初これはオーダーク島だと考えられた。しかし、基地の座標を確認すると、新しい陸地はオーダーク島の北西780メートルに位置していることがわかった。
発見された陸地の面積は縦60メートル、横30メートルで、砂利と泥で覆われていたという。
学者グループは新しい島について、グリーンランド語で「最北端の地」を意味する「ケケルタク・アヴァンナレグ」と名付けることを提案した。
学者グループによると、島はこの地域の氷の動きによって出現した。一方、学者グループは、今回の発見を地球温暖化とは関連付けなかった。