国際映画祭は28日に閉幕した。「西洋の東」部門ではムンクエフ監督の作品がグランプリに輝いた 。この部門には合わせて12作品がノミネートされていた。
⚡⚡Якутский фильм «Нуучча» выиграл гран-при международного кинофестиваля в Карловых Варах в конкурсе East of the West pic.twitter.com/4287EmFrHG
— Ykt Top (@YktTop) August 28, 2021
映画「ヌウッチャ」は心理ドラマで、ポーランドの民族誌研究家で作家のヴァツラフ・セロシェフスキの作品を元にしている。舞台は19世紀末のヤクーツクで、主人公のハブドジイと妻ケレメスは2人目の子供を弔った後、長く厳しい冬に向けて支度をする。その土地に暮らす貴族は支援を約束していたものの、夫婦に対して流刑人コスチャのもとへ、移住を命じる。
🎞️Фильм «Нуучча» российского режиссера Мункуева получил Гран-при на кинофестивале в Чехии.
— Москва 24 (@infomoscow24) August 29, 2021
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Фото: кадр из фильма «Нуучча»; режиссер - Владимир Мункуев; производство - Look Film, Место силы, R-Media pic.twitter.com/cALzpeg7yF
監督は作品について次のようにコメントしている。
これは人々を助けようとしながらも、状況をさらに悪化させ、結果的には攻撃者になってしまう人の物語りです。私にとって、この映画で最も大事だった課題はあらゆる登場人物の複雑さを示すことでした。
国際映画祭は2020年、新型コロナウイルスのパンデミックにより開催が中止に追い込まれた。当初、映画祭は恒例の7月上旬に開催される予定だったものの、チェコ国内で大規模集会の開催が制限されていたことや、ワクチン接種状況の進展を狙ったことにより、8月後半まで延期された。
これにより、映画祭は大変な賑わいを見せ、合わせて10万4000枚のチケットが販売された。
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