プレスリリースでは、バイデン大統領が「ルイジアナ州で大規模な自然災害が発生したことを宣言し、ハリケーン『アイダ』で被害を受けた地方政府の復興活動を補完するため、連邦政府による支援を命じた」と記されている。
Thanks to the hard work of @FEMA, we’ve pre-positioned resources, equipment, and response teams to respond to Hurricane Ida. That includes more than 2,400 FEMA employees, millions of meals and liters of water, generators, search and rescue teams, and over 100 ambulances. pic.twitter.com/oPNBSj4hVS
— President Biden (@POTUS) August 30, 2021
さらにプレスリリースでは、「支援内容は、仮設住宅や家屋の修繕のための補助金、保険をかけていない財産の損失をカバーするための低金利ローン、個人や事業主の災害復興を支援するためのプログラムなどがある」と述べられている。
29日未明、大西洋で発生したハリケーン「アイダ」がルイジアナ州のメキシコ湾岸に到達した。これにより、現地では約100万軒が停電している。
Wind gusts are picking up in Houma, Louisiana. Eyewall coming soon. #Hurricane #Ida pic.twitter.com/XiKrGmFPj8
— Mike Theiss (@MikeTheiss) August 29, 2021
29日にルイジアナ州を襲ったハリケーン「アイダ」。このハリケーンの強さは、29日夕方までに最大レベルの「カテゴリー5」から「カテゴリー3」にまで弱まった。しかし、米国立ハリケーン・ウォッチ・センターによると、同州では「壊滅的な状況」が続いている。ニューオーリンズを含むルイジアナ州南東部では、洪水が発生する恐れがある。
ハリケーン「アイダ」は、北西方向に時速約16キロメートルで進んでいる。米アラバマ州、ミシシッピ州、フロリダ州では竜巻が発生する恐れがあると発表されている。
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