埼玉県は24日、新型コロナウイルスに感染して自宅療養を行う市民の数について過大発表していたことを明らかにした。調査の結果、6625人多く発表していたことが明らかになった。
県から健康観察を委託された民間の「宿泊・自宅療養者支援センター」は自宅療養の期間が終わったことを本人にだけ連絡し、保健所に報告しなかったという。これにより、全体の約25パーセントにあたる4994人が依然として自宅療養を続けている扱いになった模様。
残る1631人については、保健所の台帳に自宅療養を終えたことが記載されていなかったとのこと。
県内の自宅療養者数はすでに修正されており、29日時点で1万664人となっている。