英国は8月29日、アフガニスタンからの部隊撤退を完了した。ビッグストーン長官は英紙デイリー・テレグラフの取材に応じた中で、次のとおり発言した。
我々は「イスラム国」(ISIS、IS、イスラム国、ダーイシュ、ロシアで活動禁止)撲滅のグローバルなアライアンスで大きな役割を担う必要がある。それは空爆、または特定国への部隊と兵器の展開である。仮にこれに貢献できる可能性があるとすれば、これを実行する用意があることに疑いはない。
ビッグストーン長官は「過激主義が頭角を現し、英国、そしてその同盟国に直接的または間接的な脅威をもたらす」すべての場所に空爆を行う用意があるとした。
また、英国は国外で部隊を展開する長期的計画について、同盟国と協議を行っているとも表明した。
アフガニスタンでは26日、空港通過ゲートの1カ所で自爆テロが発生し、米兵13人のほか、200人以上のアフガニスタン人が犠牲になった。メディアは、ISISの声明を引用し、空港への爆発は同組織の犯行によるものと報じた。
メディアは、過激派組織「イスラム国ホラサン州」(ISIS、IS、イスラム国、ダーイシュ、ロシアで活動禁止)の声明を引用し、空港への爆発は同組織の犯行によるものと報じた。バイデン大統領は同日、ISIS「ホラサン州」の指導者とその施設を標的とする作戦計画を練るよう軍に命じたと発表した。
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