大野さんがこうした作品を制作するようになったのは大学時代。授業の課題で段ボールを使った作品を作ったことがきっかけになった。
その後も大野さんは段ボールアートを制作し続けた結果、その精巧さが人気を獲得。今では日本国内外で展示会が開かれているほか、中には10万円から最大150万円で販売される作品もある。
「自分の家に飾りたいと思うものを作っている」という大野さんのアトリエにはこれまでに作り上げてきた作品がずらりと並ぶ。これらの作品には正確な設計図はなく、厚紙に描いた大まかなスケッチから作り上げるという。
大野さんは自身の作品について「プラスチックではなくダンボールやリサイクル材料で作られた私の作品を見て、こういう人たちがリサイクルに携わっているんだと気づいてもらえたら嬉しい」と語っている。
© REUTERS / Monami Ohno東京で開催された展示会で、自身の作品を持ってみせる大野萌菜美さん
東京で開催された展示会で、自身の作品を持ってみせる大野萌菜美さん
© REUTERS / Joseph Campbell大野萌菜美さんが制作するゴジラの段ボール彫刻
大野萌菜美さんが制作するゴジラの段ボール彫刻
© REUTERS / Joseph Campbell大野萌菜美さんが段ボールで制作したガスマスク姿のレゴキャラクター
大野萌菜美さんが段ボールで制作したガスマスク姿のレゴキャラクター
© REUTERS / Joseph Campbell自室で段ボール彫刻の制作にとりかかる大野萌菜美さん
自室で段ボール彫刻の制作にとりかかる大野萌菜美さん
© REUTERS / Monami Ohno大野萌菜美さんが段ボールで制作したマクドナルドのセット
大野萌菜美さんが段ボールで制作したマクドナルドのセット
© REUTERS / Joseph Campbellゴジラの段ボール彫刻を制作する大野萌菜美さん
ゴジラの段ボール彫刻を制作する大野萌菜美さん
© REUTERS / Monami Ohno東京で開催された展示会に飾られている大野萌菜美さんの作品
東京で開催された展示会に飾られている大野萌菜美さんの作品