ギニアの反乱軍が大統領を拘束、戒厳令を宣言

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 - Sputnik 日本, 1920, 06.09.2021
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西アフリカのギニアで反乱を起こした軍人らがアルファ・コンデ大統領を拘束し、国内全土で戒厳令を発令した。AFP通信が報じた。
現地のテレビ局では、反乱を起こした軍人等による指令が読み上げられた。それによると、「更なる指示」があるまで国内全土に戒厳令が発令されるという。また反乱軍は文官で構成された県知事等を武官に置き換える決定を下したとのこと。同時に、反乱軍は首都コナクリに現行政府の閣僚、及び各省庁の長官等を招集した。

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5日に暴動を起こしたママディ・ドゥムブヤ大佐は政府の解散、現行憲法の廃止、および国境の閉鎖を宣言した。これに対しギニア国防省はアルファ・コンデ大統領の警備隊が大統領官邸に対する反乱軍の攻撃を撃退したと表明していた。
大佐はフランスのテレビ局「FRANCE 24」の取材に応じた中で次のように発言した。
大統領は我々のもとにいる。安全な場所だ。問題はない。既に医師の診察を受けた。不安を抱く理由はない。
ドゥムブヤ大佐は政府の過ちを修正し、「国を助ける」ことが反乱の目的と表明している。
先にマスコミは、コナクリの大統領官邸付近で銃声が響いたと報じていた。Jeune Afriqueが消息筋を引用して伝えたところによると、「暴動」の試みの背後には、コンデ大統領の警備員と衝突した特殊部隊の代表者らがいるという。Jeune Afriqueによると、反乱勢力を率いているのは、かつてフランス外人部隊に所属していたママディ・ドゥムブヤ大佐だという。
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