河野太郎氏は1963年1月10日、神奈川県平塚市生まれ。父の河野洋平(1937年生)は自由民主党総裁(1993〜1995年)、衆議院議長(2003〜2009年)、外務大臣(1994〜1996年、1999〜2001年)を務めた。
1981年、河野太郎氏は、慶應義塾大学経済学部に入学するも、翌1982年に渡米、ワシントンD.C.のジョージタウン大学国際関係学部に入学、比較政治学を専攻した。
1985年に同大学卒業。その後、米国で、2年にわたって、リチャード・シェルビー下院議員の下でインターンを務めるなどした。
2015〜2016年には第75代国家公安委員会委員長を務め、2017〜2019年にかけては外務大臣を務めた。2019年9月11日、防衛大臣に就任した。
政治信条
河野太郎氏は米国との戦略的互恵関係を支持している。日米の同盟関係に対しては肯定的な立場に立っているが、在日米軍の地位協定については見直しが必要だと主張している(現在、在日米軍の駐留人数はおよそ47,000人。沖縄をはじめとする日本の各地域では、在日米軍に対する抗議の声が上がっている)。
加えて河野氏は、北朝鮮との関係について、「核兵器を保有しようとしまいと」、対話を行うべきとの立場に立っている。