イタリアで電気代が10月から3割増

© Fotolia / peerawat444電気
電気 - Sputnik 日本, 1920, 29.09.2021
サイン
イタリア当局は10月1日から一般的な家庭に供給する電気とガスの料金が大幅に増加することを発表した。電気代とガス代の上昇幅はそれぞれ29.8%、14.4%に達する見通し。
欧州では原料の価格が記録的に高騰しているほか、CO2の排出に必要な費用が膨らんだことで電気代とガス代の価格が上昇する。
Строительство газопровода Северный поток-2 в Германии - Sputnik 日本, 1920, 17.09.2021
天然ガスの価格上昇はノードストリーム2にとって好影響=露政府高官
先にイタリア政府のロベルト・チンゴラーニ環境移行相は、市民向けの電気料金が10月から40%近く増加する可能性があると指摘していた。これに際し、政府はエネルギー分野における価格高騰の抑制に向けて30億ユーロ以上を支出した。 
これらの資金は生活保護を受ける子育て世帯や低所得世帯、身体障がい者を扶養する家族などに一時金や助成金、割引の形で支給される。 
また中小企業は第4四半期で必要となる電気代の使用料金が免除されるほか、ガスにかかる消費税が半分の5%にまでで軽減される 
イタリア当局によると、一般的な家庭で年間の電気代は前年比30%増の631ユーロになるという。
関連ニュース
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала