https://sputniknews.jp/20211004/8739058.html
数学者、150年前の有名なチェスのクイーンを使った問題を解決
数学者、150年前の有名なチェスのクイーンを使った問題を解決
Sputnik 日本
ハーバード大学数理科学応用センターの数学者ミハイル・シムキン氏は、チェスのクイーンの駒を使った150年以上前の有名な「8クイーン問題」を一般化した「Nクイーン問題」を解決したと主張している。Quanta... 2021年10月4日, Sputnik 日本
2021-10-04T20:59+0900
2021-10-04T20:59+0900
2021-10-04T21:31+0900
テック&サイエンス
社会
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/440/34/4403424_0:97:1920:1182_1920x0_80_0_0_bf8a1d69e93c7da15b27a8cd5b7d3063.jpg
「8クイーン問題」は、1848年にドイツのチェス雑誌に掲載され、一般化された「Nクイーン問題」は1869年に定式化された。「8クイーン問題」は、標準の64平方のチェス盤上に8個のクイーンを互いに攻撃しないように配置するという問題。これを一般化した「Nクイーン問題」は、一辺のマスをnとし、一辺のマスの数とクイーンの数を同一にする。シムキン氏は、しかるべき数のクイーンを置く大きなチェス盤の場合、約(0.143n)n通りの配置があることを証明したという。100万×100万のチェス盤上で、100万個のクイーンを互いに攻撃しないように配置するパターンは、約1の後に500万個のゼロ通りあるという。これまでは、コンピューターでオプションを列挙することによって解を得ていた。シムキン氏は初めて純粋に数学的な方法で問題を解決したという。関連ニュース
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2021
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/440/34/4403424_0:36:1920:1243_1920x0_80_0_0_ec95fc1f7457b483283ad13282ac18cd.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
テック&サイエンス, 社会
数学者、150年前の有名なチェスのクイーンを使った問題を解決
2021年10月4日, 20:59 (更新: 2021年10月4日, 21:31) ハーバード大学数理科学応用センターの数学者ミハイル・シムキン氏は、チェスのクイーンの駒を使った150年以上前の有名な「8クイーン問題」を一般化した「Nクイーン問題」を解決したと主張している。Quanta Magazineが報じた。これに関する論文が、プレプリントサーバーarXiv.orgに掲載された。今後、他の数学者らが検証することになる。
「8クイーン問題」は、1848年にドイツのチェス雑誌に掲載され、一般化された「Nクイーン問題」は1869年に定式化された。「8クイーン問題」は、標準の64平方のチェス盤上に8個のクイーンを互いに攻撃しないように配置するという問題。これを一般化した「Nクイーン問題」は、一辺のマスをnとし、一辺のマスの数とクイーンの数を同一にする。
シムキン氏は、しかるべき数のクイーンを置く大きなチェス盤の場合、約(0.143n)n通りの配置があることを証明したという。
100万×100万のチェス盤上で、100万個のクイーンを互いに攻撃しないように配置するパターンは、約1の後に500万個のゼロ通りあるという。
これまでは、コンピューターでオプションを列挙することによって解を得ていた。シムキン氏は初めて純粋に数学的な方法で問題を解決したという。