月へのフライト用オートバイ ロシア人アーテイストのデッサンをベースにドイツで創作
2021年10月15日, 16:50 (更新: 2021年10月15日, 17:11)
© 写真 : Hookie Co. GmbH「Hookie Tardigrade」
© 写真 : Hookie Co. GmbH
サイン
月へのフライト用電動オートバイのコンセプトをドイツ企業「Hookie」が創作した。
サイト「Motorrad」によれば、ドレスデンのエンジニア、ニコ・フォン・フキ氏は、ネットでロシア人アーティスト、アンドレイ・ファビシェススキー氏のデッサンを目にし、研究用の図案として採用することを決めた。
月用オートバイのプロトタイプは、「Hookie Tardigrade」と命名された。電動バイクは微視的無脊椎緩歩動物にちなんで名付けられた。これらは信じ難い活力が特徴で、宇宙の真空や極寒・高温、また、強力な放射線の影響に耐えることができる。
ニコ・フォン・フキ氏は、多くの軽量化されたテクノロジーを利用している。「Hookie Tardigrade」のタイヤは、カーボンファイバーから製造されており、スペアパーツは3Dプリンターでの作製が可能。また、このバイクはアルミフレームで形成される。
The Tardigrade by Hookie Co. - drivetrain tech by CAKE.
— CAKE - ridecake.com (@ridecake) October 13, 2021
On display from mid-October 2021 at the Petersen Automotive Museum as a part of the ADV:Overland exhibition.
Very stoked to be a part of this project, and the first ever moon concept motorcycle.
⚡️#explorewithrespect ⚡️ pic.twitter.com/7NA4FgDQI7
「Hookie Tardigrade」は、10月中旬にロサンゼルスのピーターセン自動車博物館で開催される展示会『ADV:Overland』でデビューすることになる。バイクの実地テストは、ドイツに戻った後に計画されている。
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