仏大統領が習主席と電話会談 アフガン情勢やイラン核合意について協議

© REUTERS / Benoit Tessierマクロン大統領
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フランスのエマニュエル・マクロン大統領と中国の習近平国家主席が電話会談を行い、アフガニスタン情勢やイランの核合意について協議した。仏大統領官邸が発表した。
仏大統領政府が発表した声明には「10月26日、(マクロン)大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を行った。両首脳はアフガニスタン情勢について協議した」とある。
マクロン氏は会談の中で、テロ対策や女性の権利尊重に関するタリバン(ロシアでは活動を禁止されている)への条件について喚起したとされている。
また、声明には「(マクロン)大統領は、イランは核問題に関する包括的共同作業計画(JCPOA)に違反して行った措置を停止し、直ちに国際原子力機関(IAEA)との完全な協力を再開するべきだと強調した」と述べられている。
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仏政府は、マクロン氏が習氏に対し、特に市場アクセスの面で、欧州と中国の関係の相互的な均衡化を取り続けるよう呼びかけたと指摘している。
マクロン氏はまた、中国に対しEU加盟国および欧州の機関や議会の代表に対して講じられた措置を解消することで建設的な立場を取ること、また、国際労働機関の条約を批准し、強制労働問題に対処する義務を果たすよう求めた。
声明では「両首脳は、戦略的事業で実施されるプロジェクトを迅速に進めるため、緊密な連絡を維持することで合意した」と強調されている。
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