ロシア、中国やインドにS-500ミサイルシステム供給の可能性
2021年11月2日, 16:14 (更新: 2021年11月2日, 16:23)
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ロシア連邦軍事技術協力局のドミトリー・シュガエフ局長は2日、インド、中国、及びその他のロシアの一連のパートナー国が、次世代の地対空ミサイルシステムS-500の最初の購入者になる可能性があることを明かにした。
シュガエフ氏は「同システムが必要なだけ軍に納入されたら、輸出なども可能となる。我われは、インド、中国、そして我われと長年にわたるパートナー関係及び予測可能な関係を持つすべての国を、この最新システムの将来の所有者と見なしている。その時期は、時が来ればわかる」と述べた。
9月16日、S-500「プロメテウス」のロシア軍への納入が始まった。S-500「プロメテウス」は、次世代の地対空ミサイルシステムで、ミサイル防衛性能を高めた長距離高高度迎撃システム。弾道ミサイルや空中の標的、巡航ミサイルを迎撃することができる。射程距離は半径およそ600キロ。
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