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世界最大の水上設置型太陽光発電所がタイで公開 一大観光スポットに

© REUTERS / Prapan ChankaewСолнечные батарее над водной поверхностью плотины Сириндхорн в Убонратчатхани, Таиланд
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タイで世界最大の水上設置型発電所「Sirindhorn」の商業操業が開始され、旅行者向けに公開された。タイ当局は、同ステーションは新たな観光スポットになると期待している。サイト「REGlobal」が報じた。
プラットフォーム「Sirindhorn」には14万5000個の太陽光電池が配置されており、その大きさはサッカー場およそ70個分に相当する。報道によれば、最大出力は45MWに達する。同プラットフォームは、環境に優しい素材で造られており、これらが周辺の水質環境にわずかでも害を及ぼすことはないと、同サイトは指摘する。また、太陽光パネルが高温化しないように川の水面が冷却装置の役割を果たす。
タイ当局は、世界最大の水上設置型太陽光発電所「Sirindhorn」が旅行者向けに公開されたことで、人々がクリーンエネルギーに関心をもち、地球温暖化問題に積極的に対応するようになることを期待している。また、当局は、同発電所が観光スポットになることで、周辺村落の住民に新たな雇用の場を提供し、それが収入増をもたらすのに役立つほか、州全体の経済的発展を引き起こすとみている。
タイ王国発電公社は、同国が2050年までにカーボンニュートラルを達成するため、再生可能エネルギー源としてさらに15ヶ所の発電所の開設を計画している。ブルームバーグによれば、タイで生産された発電量の3分の2は、天然ガスから作られており、再生可能エネルギーは10%に届いていないという。残りのエネルギー部分は石炭によって生成されており、これらは温室効果ガスの主たる排出源となる。
通信社「スプートニク」は以前、ロシアで太陽光発電所の北極圏での建設が始まったことを紹介している。
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