「文書通信交通滞在費」 自民党、新人議員に全額返還求め、寄付へ 日本

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日本の与党・自民党の茂木敏充幹事長は16日の記者会見で、国会議員に毎月支払われる100万円の「文書通信交通滞在費」について、10月31日投開票の衆院選で当選した新人議員や前職議員に返還を求め、寄付する考えを示した。
茂木氏は記者会見で「10月分の『文書交通費』についてさまざまな問題提起があり、1日だけの新人、それから10月14日まで約半月間議員だった前職に全額支給されるということについては違和感があると思う」と述べ、「自民党としては、国民からみて適切な対応をとっていくことを決めた」と語った。
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茂木氏は、10月31日の衆院選で初当選した新人議員については全額返還を求め、14日解散まで議員だった前職については日割り、もしくは半額にするかを適切に判断するとし、「国民から見て、おかしいなという形にならないような適切な対応を速やかにとりたい。いずれにしろ、自民党としてはやります」と述べた。また、「国庫には戻せないため、適切な寄付先を考える」と指摘した。
衆院選で初当選した新人議員に1日で100万円の「文書通信交通滞在費」が支給されていた問題をめぐり、SNSでは批判コメントが相次ぎ、ユーザーは税金の使われ方に憤りを表した。野党の代表者らも非常識だとの考えを示した。野党も返還する方針。
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