インドの宇宙探査機が米人工衛星とあわや衝突
© 写真 : NASA Goddard Space Flight Centerインドの宇宙探査機が米人工衛星とあわや衝突
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インドの月探査機「チャンドラヤーン2号」が、米航空宇宙局(NASA)の月周回無人衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」との衝突を避けるため、回避操作を行った。インド宇宙研究機関が明らかにした。
同機関によれば、ほぼ極軌道上で月を周回する2機の宇宙機器は、2021年10月20日の14時45分頃(日本時間)に、月の北極(Lunar north pole)周辺で互いに異常接近することが予想された。
発表によれば、計算では2機は100メートル以内に接近することが予想という。インド宇宙研究機関は、「NASAとインドの宇宙研究機関は、状況は、接近のリスクを下げるため衝突防止措置を講ずることを求めていると見なした」と強調した。
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