アジアで3~4年後に武力紛争が勃発する恐れ ロシアの大富豪が警告

© Sputnik / Ramil Sitdikovオレグ・デリパスカ氏
オレグ・デリパスカ氏 - Sputnik 日本, 1920, 21.11.2021
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ロシアの大富豪オレグ・デリパスカ氏は、自身のTelegramチャンネルで、ロシアは西側から攻撃される可能性を考慮して行動するのをやめる時がきたとし、その理由について、本当に危険なのはアジアにおける武力紛争だからだと指摘し、それは3~4年後に勃発する恐れがあるとの見方を示した。
デリパスカ氏は「実際のリスクを評価し、我われには西方向に深刻な問題が発生するリスクはない、と正直に言うのが賢明だろう」と指摘し、一方で、ロシアはアジア及び太平洋地域での大規模な紛争に対して準備ができていないとの見方を示した。
デリパスカ氏は、そのような脅威を受けて将来について考え、ロシアの現在の開発優先順位を変えるよう呼びかけた。これは、その地域にロシアの国内総生産(GDP)の少なくとも半分に相当する多額の資金を引き寄せるであろう、東シベリアと極東の新たな開発戦略を意味している。
今年9月、日本、インド、オーストラリア、米国4カ国による枠組み「クアッド(QUAD)」の対面形式では初の首脳会議が行われた。その後、米国、英国、オーストラリアの3カ国は、新たな安全保障の枠組み「オーカス(AUKUS)」を創設した。
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