https://sputniknews.jp/20211123/30-9590440.html
天才版画家デューラーの未知の作品 複製と誤解で30ドルで売却の顛末
天才版画家デューラーの未知の作品 複製と誤解で30ドルで売却の顛末
Sputnik 日本
ドイツの画家アルブレヒト・デューラーの知られざる作品を1919年からを保管していたある建築家の家族は、作品は複製だと思い、米国人のバイヤーに30ドルで売却した。作品は現在、ロンドンのAgnews Galleryに展示されており、5000万ドルの価値があるとされている。アート・ニュースペーパーが報じた。 2021年11月23日, Sputnik 日本
2021-11-23T04:45+0900
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アート・ニュースペーパーによれば、デューラーの作品をその米国人が購入したのは2016年。作品の製作年は1503年とされていた。2019年デューラーの作品は、Agnewsの株主のクリフォード・ショアラー氏は2019年の時点でこの作品がデューラーのものだと見抜いていた。ショアラー氏は当時「これは今まで見た中で最も偉大な贋作か、傑作かのどちらかだ」と語っていた。ウィーンの画廊アルベルティーナのキュレーターを務めるクリストファー・メツガー氏と大英博物館の版画・素描部門の元キュレーターのジュリア・バートラム氏は、この作品が真作と断定した。ふたりは、デューラーは『動物に囲まれてイエスを抱く聖母』(1506年頃、The Virgin with a Multitude of Animals)の制作中にこの作品を描いたとみている。関連ニュース
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天才版画家デューラーの未知の作品 複製と誤解で30ドルで売却の顛末
ドイツの画家アルブレヒト・デューラーの知られざる作品を1919年からを保管していたある建築家の家族は、作品は複製だと思い、米国人のバイヤーに30ドルで売却した。作品は現在、ロンドンのAgnews Galleryに展示されており、5000万ドルの価値があるとされている。アート・ニュースペーパーが報じた。
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よれば、デューラーの作品をその米国人が購入したのは2016年。作品の製作年は1503年とされていた。
2019年デューラーの作品は、Agnewsの株主のクリフォード・ショアラー氏は2019年の時点でこの作品がデューラーのものだと見抜いていた。ショアラー氏は当時「これは今まで見た中で最も偉大な贋作か、傑作かのどちらかだ」と語っていた。
ウィーンの画廊アルベルティーナのキュレーターを務めるクリストファー・メツガー氏と大英博物館の版画・素描部門の元キュレーターのジュリア・バートラム氏は、この作品が真作と断定した。ふたりは、デューラーは『動物に囲まれてイエスを抱く聖母』(1506年頃、The Virgin with a Multitude of Animals)の制作中にこの作品を描いたとみている。