https://sputniknews.jp/20211124/--9598984.html

中国が協力条件の改善と引き換えに石油で米国を支援-メディア

中国が協力条件の改善と引き換えに石油で米国を支援-メディア

Sputnik 日本

中国は、サービスとして自国の石油のストックを提供することで、原油の急激な高騰への対応で米国を援助することが可能だが、しかし、米国はそれに応えるサービスを提供する必要があり、真摯に米中間協力の条件改善を図らなければならない。グローバル・タイムズ紙が報じた。 2021年11月24日, Sputnik 日本

2021-11-24T17:08+0900

2021-11-24T17:08+0900

2021-11-24T17:17+0900

政治

経済

中国

米国

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/434/52/4345273_0:0:1920:1080_1920x0_80_0_0_8d2d1fffe81961bdbcb2fd6ffe7c6756.jpg

米ホワイトハウスによると、同国のバイデン大統領は、石油価格を引き下げるために、戦略石油備蓄から5000万バレルを放出すると発表した。米国と並行して、中国、インド、日本、韓国、英国も戦略備蓄を放出するという。同紙のインタビューでアナリストらは、中国は今回、世界的な原油価格の下落が中国のビジネスをはじめとした利益になることを考慮し、援助を申し出ることができるが、しかし、中国は、米国の要求に盲目的に従う代わりに、独自の経済的要求に起因し、原油ストックを提供すると強調した。中国の廈門大学付属経済・エネルギー研究センターの責任者、リン・ボーチャン氏は、ストックから原油を提供しながらも、「中国は自国の利益を最優先するべきだ」と考えている。また、中国社会科学院の研究職員、リュー・シャン氏は、中国は自国のストックから原油を提供することで援助を申し出ることは可能だったと述べている。しかし、同氏によれば、中国は大手原油輸出国ではないことから、その規模は極めて限定的となり、同国の原油ストック自体もさほど多くはないという。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20211124/9596709.html

中国

2021

ニュース

jp_JP

中国, 協力, 原油, 米国, 中国社会科学院, 原油価格, 原油 価格 見通し 2021, 原油価格 下落, 原油価格 上昇