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「団体戦では日本は100%メダルを狙える」 ロシア人審査員が北京五輪の日本の勝率を評価
「団体戦では日本は100%メダルを狙える」 ロシア人審査員が北京五輪の日本の勝率を評価
Sputnik 日本
フィギュアスケートのシーズンは、最大のスタートと大詰めとなる北京五輪を迎えようとしている。大半の選手はすでにグランプリ(GP)シリーズで現在のレベルとプログラムを明かしているが、2月の北京で誰がリードするかは蓋を開けてみるまで分からない。スプートニク... 2021年11月29日, Sputnik 日本
2021-11-29T00:22+0900
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フィギュアgpシリーズ第6戦
スポーツ
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GP第6戦のロシア大会が終了し、ファイナルリストが決定した。日本からはシングルの鍵山優真(18)、宇野 昌磨(23)、坂本花織(21)、ペアの三浦璃来(19)/木原龍一(29)の5名が大阪でメダルを目指して戦う。羽生結弦(26)と紀平梨花(19)は、怪我のために予選は通過できなかった。日本のフィギュアの強みは整ったシステムにありヴェデニン氏によれば、今シーズンの日本代表のパワーアップは格別驚くべきことではない。ヴェデニンは日本人選手らの優れた特徴のひとつとして、学校やシステムがしっかりしていることを指摘している。
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「団体戦では日本は100%メダルを狙える」 ロシア人審査員が北京五輪の日本の勝率を評価
フィギュアスケートのシーズンは、最大のスタートと大詰めとなる北京五輪を迎えようとしている。大半の選手はすでにグランプリ(GP)シリーズで現在のレベルとプログラムを明かしているが、2月の北京で誰がリードするかは蓋を開けてみるまで分からない。スプートニク は、ロシア人審査員でソ連フィギュア・チャンピオン2冠(1963年、1965年)のアレクサンドル・ヴェデニン氏(74)に取材し、日本人選手らに五輪でどんなチャンスがあるか、予想を語ってもらった。
GP第6戦のロシア大会が終了し、ファイナルリストが決定した。日本からはシングルの鍵山優真(18)、宇野 昌磨(23)、坂本花織(21)、ペアの三浦璃来(19)/木原龍一(29)の5名が大阪でメダルを目指して戦う。羽生結弦(26)と紀平梨花(19)は、怪我のために予選は通過できなかった。
オリンピックの男子シングル・スケートの勝率が予測不可能というのは、もうずいぶん前からのことです。世界選手権やオリンピックの男子シングルで最後のウォーミングアップに選手らが出てくると、空中に漂う緊張感はもう、相当なもので、金属のものに触れたら感電して死んでしまうかも!というくらいでした。いつもそうだったんです。この状況はここ数年、女子シングルにも広がりましたが、男子シングルは、常にそうでした
ヴェデニン氏によれば、今シーズンの日本代表のパワーアップは格別驚くべきことではない。
日本人は、佐藤信夫(79)の時代から世界のフィギュア界のエリートとして活躍してきました。佐藤氏は現在、優れたコーチですが、当時は優れた選手でした。その頃から日本人は他を抜きんでて、注目を集めていましたが、今ではもう日本人のいない世界のフィギュアは考えられません。現段階の日本チームは、五輪の団体競技では100%メダルを狙える存在になっています。今シーズン、日本が組んだペアは奇跡を起こしています。この2人は鍵山のように前触れもなく出現しました。それとアイスダンスでも強い2組が現れています。どちらも甲乙つけがたい
ヴェデニンは日本人選手らの優れた特徴のひとつとして、学校やシステムがしっかりしていることを指摘している。
佐藤や五十嵐は、初めて米国人と対等に渡り合った選手です。米国は常に世界のフィギュアのメッカでしたが、それも無理はありません。米国人らが国際大会に出場し始めた1940年代は、ヨーロッパは戦後の廃墟の中ですよ。その米国人に、個人ではなく組織的に彼らに対抗したのが、戦後、最も荒廃した国からやってきた日本人とロシア人だった。そしてその戦いは未だに続いているんです