フランス当局、日本人女性に逮捕状 両国籍の実子誘拐の疑いで

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家族 - Sputnik 日本, 1920, 30.11.2021
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フランス・パリの裁判所が30日までに、東京でフランス人男性との結婚生活破綻後、日本人女性が日本国内において子どもたちを連れ去り、男性に会わせないのは略取容疑などに当たるとして、女性の逮捕状を発付したことが分かった。関係者の話をもとに共同通信が報じた。
男性側はこれについて、2019年に告訴。連れ去られたとする長男(6)と長女(4)は日本とフランスの両国籍を有するため、捜査権限はフランス当局が持つ。
男性は警視庁にも立件を求めたが、警視庁は「妻が子どもを連れて別居するのは普通」として退けた
日本は国境を越えた子どもの連れ去りを禁止する「ハーグ条約」締約国だが、国内の連れ去りには適用されない
日本人の親が離婚後に実子を連れ去り、欧州連合(EU)市民の相手に会わせないケースは多数報告されているが、今回の逮捕状発付は異例だという。
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