北海道・十勝地方で大規模停電続く 強風で電柱倒壊、3000戸が停電
2021年12月2日, 18:47 (更新: 2021年12月2日, 19:09)
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日本の北海道の十勝地方では、強風による倒木や電柱の倒壊などの影響で、のべ1万9000戸が停電した。発生から1日経つ現在も、約3000戸が停電しているという。日本の各メディアが報じている。
急速に発達した低気圧の影響で、北海道では1日、えりも岬で最大瞬間風速37.8メートルを観測するなど広い範囲で暴風が吹き荒れた。
これにより3人が負傷し、住宅数十棟で屋根が飛ばされるなどの被害が報告されたほか、各地で木や電柱が倒れたり電線が切れたりしたことで停電が発生した。
道内大荒れ 十勝で強風 電柱47本折れ、停電4千戸続くhttps://t.co/8tqrjC8LvJ
— 北海道新聞 (@doshinweb) December 2, 2021
発達中の低気圧の影響で冬型の気圧配置が強まり、道内は2日も広い範囲で強風や雪に見舞われる大荒れの天候となった。帯広市など十勝管内で1日夜に発生した停電は2日正午現在も約4千戸で続いており、同日朝の… pic.twitter.com/mWHEaXZyyV
北海道電力によると、帯広市など十勝地方を中心にこれまでに延べ約1万5000戸が停電。現在も6つの市町村で約2850戸が停電しており、北海道電力は今日中の全面復旧を目指しているという。
【30秒ニュース】暴風の影響で広い範囲で停電が続いている北海道の十勝地方では、倒木などで電柱が倒れたり、電線が切れたりする被害が少なくとも100か所近く確認されています。
— NHKニュース (@nhk_news) December 2, 2021
北海道電力は復旧作業を進めていて、2日中の復旧を目指すとしています。https://t.co/uVGPh7DmO7#nhk_video pic.twitter.com/4RRYxo5wDt
12時間以上続く大規模な停電は、2018年の胆振東部地震で発生したブラックアウト以来。