気候危機に関するデータをブラックボックスが記録

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Вид на ледник Портедж на Аляске, США - Sputnik 日本, 1920, 08.12.2021
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2022年初頭にオーストラリアのタスマニア西岸に強固なブラックボックスが建設・配備される。この機器は、航空機や船舶、自動車に搭載されているブラックボックスと同じ機能を有する。サイト「ビジネス・インサイダー」によれば、ブラックボックスは、実質的なさまざまな変化を記録し、地球温暖化や気候変動の対応のために利用されるという。
同サイトによれば、プロジェクトを担当する「Clemenger BBDO」社とタスマニア大学の研究者は、ブラックボックスが記録した変動に関するデータは、地球温暖化への対応のために収集され、現代人が気候危機の到来にいかに対処したか、また、この問題がなぜここまで大きくなったのかを後世に伝えるためのものだと強調しているという。
ビジネス・インサイダーによれば、ブラックボックスは、厚さ7.5センチの鋼鉄で作られており、太陽光パネルが設置される。ブラックボックスが配置される地域の地政学的および地質学的安定性を考慮し、研究者らは、あらゆる事態に耐えうる十分な強度を計算している。建造物のサイズは、市バスと同じくらいになる。内部には機器が配置され、これらが気候変動に関する情報を記録し、また、大気中の二酸化炭素レベルや平均気温を登録する。同サイトによれば、データの蓄積および保管用のデバイスは、30年から50年間機能するよう設計されている。
通信社「スプートニク」は以前、食料に対する地球温暖化の悪影響について報じており、頻繁な干ばつや洪水が食料に病原菌を発生させるおそれがあると警告している。
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