https://sputniknews.jp/20211209/9705910.html

世界初　抗ウイルス性のステンレス鋼　香港が開発　

世界初　抗ウイルス性のステンレス鋼　香港が開発　

Sputnik 日本

香港大学が、表面に付着したコロナウイルスを殺傷することができる世界初のステンレス鋼を開発した。同大学の報道部が9日に発表した。 2021年12月9日, Sputnik 日本

2021-12-09T23:32+0900

2021-12-09T23:32+0900

2021-12-09T23:32+0900

新型コロナウイルス

香港

研究

社会

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/707/39/7073917_0:203:3073:1931_1920x0_80_0_0_f9949e9a45dcac59d695d0036824f0b9.jpg

研究チームによれば、開発された合金は、SARS-CoV-2ウイルスを3時間以内に99.75％、6時間以内には99.99％も殺傷することできる。プロジェクトを率いるファン・ミンシン教授によると、ステンレス鋼表面の「抗ウイルス」の特性は銅の含有量を増やし、ステンレス鋼のマイクロストラクチャーを変えることで実現された。銅含有量の多いステンレス鋼の表面ではSARS-Cov-2コロナウイルスだけでなく、H1N1インフルエンザウイルスや大腸菌も死滅することがわかっている。ミンシン教授は、この抗菌ステンレス鋼はすでに量産が可能な段階にあり、人間が最もよく触れる物の一部は抗菌ステンレス鋼と取り換えられうると語っている。関連ニュース

https://sputniknews.jp/20211209/9703608.html

香港

2021

ニュース

jp_JP

ウイルス, ステンレス鋼, 抗ウイルス性, 香港, コロナウイルス