日本 福島第一 処理水関連施設の工事開始

© Sputnik福島第一原発
福島第一原発 - Sputnik 日本, 1920, 10.12.2021
サイン
日本では10日、福島第一原子力発電所の処理水に含まれるトリチウムの濃度を測るために処理水をためる施設の工事を開始した。NHKが報じている。
2011年に起きた同原発の事故で、放射性物質を含む汚染水が発生した。この汚染水を処理した後に残る処理水は、2023年をめどに原発から1キロの沖合で放出される予定。
Резервуары для хранения загрязненной воды АЭС Фукусима - Sputnik 日本, 1920, 19.11.2021
福島第一、処理水放出口付近のトリチウム濃度は30ベクレル/リットル超=東電
この処理水には放射性物質のトリチウムが含まれている。東京電力は10日、この処理水のトリチウムの濃度を測定するために処理水をためる施設の工事を開始した。
NHKが東京電力の発表を引用したところによると、処理水は同原発の敷地内のタンクに保管されているが、2022年秋以降はこのタンクが満杯になる予定だという。処理水は、トリチウムの濃度が日本の規制基準の40分の1を下回るまで希釈してから海洋に放出される。
関連ニュース
福島原発処理水の検証 IAEA専門家ら、訪日を延期
東京電力、処理水放出に向け海洋調査に着手
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала