ミャンマーで「沈黙のストライキ」始まる 軍に抗議
2021年12月10日, 22:20 (更新: 2021年12月10日, 22:29)
© AP Photo / Aung Shine OoСуперлуние, наблюдаемое в городе Нейпьидо, Мьянма
© AP Photo / Aung Shine Oo
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クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーで10日、世界人権デーに合わせて市民らが一斉に仕事を休み、軍への抗議の意思を示す「沈黙のストライキ」を開始した。日本のメディアが報じている。
ミャンマーでは今年2月に国軍によるクーデターが発生して以来、軍による市民への弾圧が続いている。
こうした中、最大都市ヤンゴンで5日、デモ隊に軍の車両が突っ込み負傷者が出たことから、民主派の団体などがストライキを呼び掛けていた。
Today over 10am,
— Htet Arkar (@HtetHak) December 10, 2021
This is a view of Silent Strike in Yangon. #WhatsHappeningInMyanmar pic.twitter.com/O9qAPpOkAn
SNSの投稿によると、ヤンゴンのほか中部のマンダレー地方域、バゴー地方域などでも店のシャッターが下ろされている。
Residents of #Mandalay Region’s Pyin Oo Lwin, a garrison town and the seat of the military regime’s Defense Services Academy, joined the nationwide silent strike on Friday. (Photo: CJ)
— The Irrawaddy (Eng) (@IrrawaddyNews) December 10, 2021
#WhatsHappeningInMyanmar pic.twitter.com/qn1TczWcxk
現地の人権団体によると、軍の弾圧による国内の犠牲者はこれまでに1300人を超す。また、6日にはアウン・サン・スー・チー元国家顧問(76)が社会不安の扇動の罪などで禁錮4年が言い渡されており、市民の軍に対する反発が強まっている。