北朝鮮拉致被害者家族会の飯塚繁雄・前代表が死去

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北朝鮮による拉致被害者家族会の前代表・飯塚繁雄さんが18日未明、83歳で死去した。日本の各メディアが報じた。
飯塚さんは11日、健康上の理由から、14年にわたり務めた家族会の代表を辞任していた。
飯塚さんの妹・田口八重子さんは1978年、1歳と2歳の幼い子どもを残したまま22歳​​で北朝鮮に拉致された。飯塚さんは、北朝鮮が日本人の拉致を認めた2002年の日朝首脳会談の後、拉致被害者の家族会の活動に加わり、被害者の救出を求める署名や講演を続けてきた。
平和宣言:問題の焦点は北朝鮮と韓国間ではなく、北朝鮮と米国間に - Sputnik 日本, 1920, 17.12.2021
平和宣言:問題の焦点は北朝鮮と韓国間ではなく、北朝鮮と米国間に
NHKの報道によると、飯塚さんは、拉致問題がこう着状態にある一方、被害者家族の高齢化が進むことに危機感を募らせており、代表として最後の出席となった11月の集会では「絶対にあきらめるわけにはいかない」と政府に具体的な取り組みを求めていたという。
拉致被害者の家族会は、1977年に13歳で誘拐された横田めぐみさんの父・横田滋さん(2020年6月に死去)によって設立された。3代目代表には、横田めぐみさんの弟・拓哉さんが就任した。
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