フィリピン 台風による被害が拡大 169人死亡、行方不明50人=現地メディア
2021年12月20日, 08:27 (更新: 2021年12月20日, 08:28)
© AP Photo / Jay LabraПоследствия тайфуна Rai на Филиппинах
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フィリピンを襲った台風22号(ライ)による被害は拡大し、死者数は169人に上り、少なくとも50人が行方不明となっている。現地のマニラ・ブレティン紙が警察の情報を引用し、報じている。
同紙は、この台風によりビサヤ諸島の中央ビサヤ地区で最大となる129人の犠牲者が確認され、100人以上が負傷したと指摘している。このほか、西ビサヤ地区で22人が死亡。他の3つの地域でも死者が確認された。
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— kimu (slow) 🙏🐻 (@lovabeom) December 18, 2021
This is the aftermath of Bagyo Odette in the province of Cebu, Philippines. Pictures are not mine but a whole lot of private properties and establishments were destroyed from the typhoon. Roads were blocked by uprooted trees and lamp posts. pic.twitter.com/CgV09YVt3y
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC)によると、これまでに計48万8000人以上が避難を余儀なくされ、政府は約3000の避難所を開設した。
台風22号(ライ)は16日夜から17日にかけて、セブ島などがある中部を通過し、各地で住宅の倒壊や洪水などをもたらした。
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