米国でHIV感染予防用の注射薬が初承認

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米食品医薬品局(FDA)は、HIV感染予防のための注射薬Apretudeを初めて承認した。フィナンシャル・タイムズが、英製薬企業グラクソ・スミスクライン(GSK)を引用して報じた。
フィナンシャル・タイムズによると、製造したのは、GSKがその株式の過半数を所有するヴィーブヘルスケア。
現在のHIV予防方法PrEPは毎日1日1回錠剤を服用するが、注射薬Apretudеは1年に6回の接種を行う。
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FDA医薬品評価研究センターの抗ウイルス薬部門の責任者であるデブラ・ビルンクラント氏は同紙のインタビューに、「Apretude」は米国の感染対策で重要な役割を果たし、この製薬は、感染リスクが高い人や毎日薬を服用することができない特定のグループを援助することになると語った。
GSKのデータによれば、同薬の注射1回あたりの費用は3.7ドル(約421円)となる。同企業は来年、英国と欧州連合(EU)で製薬の登録申請を予定している。
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