仏大統領選の極右候補支持者ら、マクロン氏を標的に射撃訓練【動画】

© REUTERS / Benoit Tessierマクロン大統領
マクロン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 22.12.2021
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フランス大統領選に立候補している極右候補者、エリック・ゼムール氏の支持者らが射撃場で現職のエマニュエル・マクロン大統領や急進左派政党「不服従のフランス」の党員、北アフリカ(マグリブ)出身者を標的に射撃訓練を行っている動画がSNSで公開されている。仏紙リベラシオンが報じた。
SNSに公開されたビデオ映像によると、男性らは大口径の自動小銃で射撃訓練を行い、誰を標的に選んだかについて会話をしている。ビデオ映像は反ファシスト団体「Jeune Garde(近衛兵)」がツイッターに投稿した。
報道によると、男性らはエリック・ゼムール氏の熱狂的な支持者で、マクロン大統領や急進左派政党「不服従のフランス」の党員、反ファシスト主義者、左派、そしてマグリブ出身者を標的にしていると発言したという。
フランスのジャーナリストで作家のゼムール氏は11月30日、大統領選への立候補を正式に表明した。フランスで大統領選は2022年4月に予定されている。ゼムール氏は保守的な政治路線を表明しているものの、フランス社会では極右として認識されている。
12月5日にゼムール氏は自身の政治団体「レコンキスタ(再征服)」を結成し、イスラム教徒によって支配されていたイベリア半島を8世紀から15世紀にかけて再征服した「レコンキスタ」の歴史に関連付けた。ゼムール氏は移民問題で厳しい政策を打ち出しており、移民を出身国に強制送還することを支持している。
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