米国 台湾を2022年環太平洋合同演習(RIMPAC)に招待

© Flickr / Flickr台湾の国旗
台湾の国旗 - Sputnik 日本, 1920, 29.12.2021
サイン
米国指導部は2022年の環太平洋合同演習(RIMPAC)に台湾を招待する。CNNテレビの報道によれば、米国防総省は新たな軍事予算を台湾の演習参加を想定して組んでいる。
承認された予算案には台湾の演習参加について、中国の「アグレッシブな行為」に直面する同国を支援する米国の支援を補完するものと記されている
米国はこれまで環太平洋合同演習を中国への緊張緩和の試みとして使用し、2016年は中国人民解放軍を招待している。当時、中国人民解放軍の海軍艦隊は演習に軍艦5隻と1200人の軍人を派遣した。ところが2018年の演習では南シナ海での中国の軍事拡張が進み、米中間の緊張が高まったため、中国人民解放軍は招待されていない。
米太平洋軍司令部の統合情報センターの元作戦主任カール・シュスター氏は、この動きは北京への政治的シグナルであると見ている。「環太平洋合同演習への参加は共同行動の策定の可能性のみならず、政治的な声明である。こうした招待が行われるのは台湾が米軍の友人、パートナーとしてみなされているからだ」
関連ニュース
米国は中国本土周辺で危険な軍事活動を増大している=マスコミ
中国外相 台湾は「戻ってくる」
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала